2014年9月8日月曜日
[SLG]太平洋戦史やってみたよ
この間、秋葉原で見つけた太平洋戦争の戦略級ゲームです。
パッケージに出ているユニットやマップの感じが、[AH]の70年代のゲーム、「太平洋上の勝利:Victory in The Pacific」そのまんまだったので、インスパイア系なのかと思い、興味ありつつも、1回スルー。
後日、Webで調べたら、インスパイアはともかく、評判よさそうだったので、結局お買い上げです。どうやら、第二版で、ボードやユニットの大きさも一回り大きいらしい。
ゲームは1ターン1年弱の設定で、0ターン目の日本軍による奇襲を除くと5ターンで終了します。それまでに、拠点を占領したことによる勝利ポイントを毎ターン集計して、4ターン目以降、条件を満たしていれば勝利となります。
で、これは序盤ですがこんな感じ。見た目は、まんまVIPです。
大きく違うのは、「資源」カード(写真左側)があり、これを使用して、優先行動や、再補給などの行動、そして、拠点占領の際に追加戦力として使用します。「資源」カードによって行動が制約されるので、行動順序をターン最初に慎重に考えないといけません。
日本軍は1ターン目こそ4枚もらえますが、それ以降は油田地帯である「ボルネオ」を確保してようやくターン毎に2枚もらえるだけです。連合軍は1ターン目は3枚ですが、以後、加速して増えて、最終ターン(5ターン)には10枚!!になります。この物量の差が、ゲームでも重要な役割を果たしますよ。
勝利ポイントを得られるのは、「日本」、「ハワイ」、「サモア」、「オーストラリア」、「トラック」、「フィリピン」、「インドシナ」、「シンガポール」、「セイロン」で、日本軍は最初、南洋にでていかないとまずいことになります。
ただし、上記の資源カードの制約や、ユニットの増援(当然ながら、最初は優勢な日本軍ですが、4ターンめあたりから、連合軍の物量に完全に押されてきます)の問題もあり、日本軍が暴れられるのは2ターンまで。3ターンに小競り合い?になった後は、連合軍が暴れだします。
自宅で3回ほどプレイしました。1プレイは2時間ちょいくらい。
日本軍は資源不足と戦力不足(増援が来ないので、艦隊をすり潰すのはリスクが大きい)に、連合軍はいかにして日本軍の戦力を減らし4ターン目以降の反攻を楽にするかがキモみたいです。
VIPの仕組みに、カードによる資源の考え方をうまく組み込んだ、なかなかの「良ゲー」だと思います。日本軍の攻略オプションもいくつかありそうですし。
ちなみに、最後のプレイでは、日本本土を連合軍が制圧しちゃいました!どう転んでも4ターン目以降は、連合軍無双ですけどねー。
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